岡本太郎の言葉に触れてみませんか?
恥ずかながら、岡本太郎さんという方のことをあまり詳しく知りません。
「太陽の塔」「芸術は爆発」「渋谷駅の井の頭線改札の所の大きな壁面」位の知識しかなく、
ちょっとこわくて、原色の絵具(特に赤色)をばーーーってしてるイメージでした。
この本の中に『純粋』というページがあるのですが、なんだかそのページのその言葉にとても惹かれました。
こんな風に毎日を過ごして行きたいなと思いながら、読み進めていくと、数ページ後に「純粋であればあるほど、この世では敗れざるを得ない」更に数ページ後には「純粋であればあるほど人生というものは悲劇だ」と書かれています。
なんだか純粋って報われないなぁなんて思って読むのですが、そのページの最後には岡本太郎さんが『純粋』でいることに味方についてくれているので、やっぱり『純粋』のページみたいに毎日過ごしてみようかなと思います。
わたしの名前には「純」という字が使われています。 いつも、自己紹介などの時に、この「純」という字を説明するのに「純粋の純です」と言うのは、なんだかちょっと恥ずかしいというか照れくさい感じがして「糸編の純です」とか「単純の純です」なんて説明していました。
次に自分の名前の字を説明することがあれば「純粋の純です」と照れずに言えそうな気がします。
この本を読んで岡本太郎さんのイメージに「やさしい」と「かっこいい」が加わりました。
週末絵本館が素敵な絵本との出会いのきっかけになりますように。
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